前の記事で【マイクからの重要なメッセージ】をご紹介しました。その中に、こんな文章があります。
『人類としての私たちは、予見された通り、ホモルミナスへの進化の過程を歩んでいます。』
「ホモルミナスって何ですか?」という質問を受けました。そこで思い出したのが、<voice style+ THE YEAR OF 2012> に掲載されたマイク学長のインタビュー記事です。ちなみに、この本が発売されたのは2008年8月。その時期から今日までのご自身のストーリーを思い出しながら、読んでみてください。以下、青文字は記事からの抜粋です。
今、人類はまさに、次の進化の段階へと踏み出す時期を迎えています。そこで、今までの古いカルマや遺伝的なパターンが、心や身体に顕著にあらわれてくるでしょう。
何故ならば、私たち人類はホモ・サピエンス(英知の人)からホモ・ルミナス(ライトボディを持つ人)へと進化していく過程の途上にあるからです。 ・・・中略・・・
キーワードになってくるのは「アイデンティティ(存在価値)」です。基本的にアイデンティティとは、「私たちがしていること」とリンクします。普通は、どのような職業に就いているかなどが、そのまま各々のアイデンティティになることが多いでしょう。けれども真の意味でのアイデンティティとは、私達が何の仕事をしているかなどとは全く無関係なのです。
ホモ・ルミナスへと進化していく際に必要になってくるのは、「何をしているか」ではなく、「どのようにしているか」です。
それによって、自分という存在の本質をより理解することができ、本来持っていた性質を取り戻すことができます。本来の自分自身を見つけると、今まで何度も繰り返してきたカルマのパターンを精算することが可能になり、ダルマ(宇宙における真実の法則)の境地へも達することができるのです。
これまでの人類=ホモ・サピエンス。これまで私たちが育んできたアイデンティティ(存在価値)は、<何ができるか。何を持っているか。>という類のもの。「出来るかどうか?」「持っているかどうか?」「何をする人か?」によってその価値を判断してきました。それによって私たちは、「自分には価値がない」という概念に囚われ、とても長い間苦しんできました。この変化の時代に、その価値に対する古い概念に、私たち自身が終わりを告げる必要があります。
出来るかどうかで存在の価値が変わるなら、何かをする前から不安がわたしを支配するでしょう。出来ない自分には価値がない。と思い込み、そんな自分を認めること・受け入れることは難しく、どうしたら自信が持てるのかわかりません。まさに、過去のわたしはこの古い価値観に囚われ、他者が認めてくれるかどうかを氣にして、自分を小さくして・息をひそめて生きていました。
そんな萎縮して生きていたわたしは、オーラソーマに出会って自分を取り戻し始めました。自分を認め・受け入れ、囚われていた古い価値観から自分を救いだして、自分としてもっと楽に存在すること・自分を生きていることを感じられるようになりました。それは、上の文章にある「自分という存在の本質をより理解することができ、本来持っていた性質を取り戻す」という過程そのものでした。
ホモ・サピエンスの価値基準=「何が出来るのか・何を持っているか」・・・いわゆる行為や所有するものにフォーカスすると、「出来るか否か・持っているか否か」で判断をします。過去どうであったか・未来どうなるのかを憂い、結果を重視し、他者と比べます。今この瞬間や自分の中心には存在していません。目に見えるものによって価値判断が変わります。
ホモ・ルミナス(ライトボディを持つ人)の【luminous(ルミナス)】とは、光り輝く・発光するの意。
「どのようにしているか」にフォーカスすることは、瞬間瞬間に自分の最善の質をもたらすこと。いま自分ができることを精一杯すること。この瞬間に存在し、より自分自身に氣づいている必要があります。そのとき、自分の中心からの光を分かち合うことが可能となります。その人自身が持つ質が活かされるのです。ホモ・ルミナス=ライトボディを持つ人・軽やかな光輝く存在の誕生です。
「存在の質」の重要性です。「質」というものは目には見えませんが、あなたにはあなたの質、わたしにはわたしの持つ質があります。正しさや優劣、出来るか・持っているか、など変化する行為や状態で判断する古い価値の概念から抜け出し、存在そのもの・存在の本質にもっと価値を見出すことができます。今ここの自分を生きること・自分の質を使って創造することに喜びを感じられるでしょう。
自分という存在の本質をより理解すること、本来持っていた性質を取り戻すこと。
今この瞬間も、すべての経験も、新たなステージへの進化のプロセスが続いています。
Love & Light ~IRIS