昨日に引き続き、【こころとからだの平和バトン】2日目。1日目の記事はこちら からどうぞ。
自分の心にフタをして、本当の自分が現れないよう、本当の感情が漏れ出さないよう、息をひそめて生きてきたわたしに、身体がブレーキをかけてくれました。自分のクセやパターンにあまり氣づいていない状態で、どうやって自分を生きたらいいかわからない緊張いっぱいの中での「強制終了!」 必然的に、身体を含め、自分自身と向き合う時間になりました。
某大学病院での治療が始まりましたが、難病指定されている病氣のため、まだ情報も少なく、主治医の言うままの投薬治療。主治医はTVドラマにでてきそうな THE 教授。自分の病氣のことを尋ねても、「患者は医者の言うことを聞いておけばいい。」と、軽く一蹴されました。
その頃のわたしは逆らうこともできず、自分の病氣も理解できぬまま、投薬と入退院を繰り返していました。
数年が経過したある時、主治医が代わりました。新しい主治医は、わたしの大量の薬を見て、「こんなに薬に頼ったらダメだ」と言ったのです。言われるがままに従っていたわたしの中で、「苦しいのはわたしなのに、あなた(主治医)は何もわかっていない!」 と、おそらく初めて怒りが湧いてきて、(残念ながら主張はできませんでしたが)無言の抵抗を示しました。後にその主治医とは一番の信頼関係を築けたのですが、そのときの怒りのおかげで、方向転換が
起こりました。「あなたには頼らない!」と自分の中で新たな決意が生まれたのです。
オーラソーマ的な色彩言語で語るなら、怒りのREDが新しい方向性と自分の真実・GREENへと導いた。と言えるでしょう。
それまで医者に頼りきりだったわたしが、自分で自分の面倒をみること。自分で治そうとする意欲を持つことができ、その後、まわりが驚くほど元氣になっていきました。そうなると、自分に興味が湧いてきたり、興味のあるところに自ら出かけていけるようになりました。そんな時にオーラソーマに出会ったわけですが、まだ内側では自己否定の嵐が吹き荒れていたので、コース受講費を自分に与えることができまず、それでも手軽に受けられる色彩心理セミナーなどに参加して、色の世界に徐々に足を踏み入れ始めました。
数年経ち、結局オーラソーマに戻ってきてコース受講することになるのですが、その頃には長年放置してきた「自分」を知ることの面白さが、自己否定を上回ったのでしょうね。その間も、自分のこころ次第で身体の調子が大きく変わることを、何度も経験していました。
「嫌だけれど行かなければならない」と思っていると、具合が悪くなってきたり。行ってみたら案外楽しく過ごせたら、調子が悪かったことすら忘れていたり。駄々をこねる子供です。こころとからだの密接なつながりをいろいろ体験したのもこの時期。そして氣づいたのです。
オーラソーマでは【エネルギーは思考に従う】と言います。エネルギーは自分の信じているもの向かって流れます。「わたしが信じるものに、わたしはなる」のです。
そういえば。。。子供の頃、牡蠣が好きで、でも食べる度におなかを壊して。それでも食べたいわたしは、胃腸薬をのみながら牡蠣を食べていたら、ついに牡蠣にあたらなくなりました。
そういえば。。。通常の半量で薬が効くこともよくあって、医者も不思議がってました。
そういえば。。。腰痛が長引き、治療の効果が表れなかったとき、偶然立ち寄った書店で「心はなぜ腰痛を選ぶのか」という本に出会い、その中の『腰痛は怒り』だと書かれた文を読んで、自分の中の怒りをきちんと認めたら、その日から腰痛が改善しました。
「わたしが信じるものに、わたしはなる」 すべてがそれで解決するわけではないですが、こころとからだのつながりにおいては、かなりの影響力を及ぼします。そう信じています。
あらあら、また長くなってしまいました。続きは明日。。。
※この「こころとからだの平和バトン」は広島市西区:大光寺 東 和空住職の発案で天城流湯治法 Sugimoto Rendow 杉本錬堂さんから始まりました。
沖縄のオーラソーマ・ティーチャー♡ぴーちゃんエッセンス から、クリスタルボウル奏者の中馬美穂さんへ、そしてわたしへと、このバトンが回ってきました。明日が最終日です。