今月のアファメーション ~ 自分の真ん中を意識する
先月のシンセシスコースでワークしたB59:レディポルシャ。氣づけば、1か月が経とうとしていますが、ただいま同じボトル3本目のレディポルシャを連続注入しています。このボトルを通してシンセシスコースで氣づいた感覚は、ボトルを使い続けたくなるくらい、わたしにとっての宝物でした。
そういえばこのボトル、10数年前にも強く呼びかけられたことがあり、そのときはこのボトルに関連するクイントエッセンスとワークしたのですが、自分の在り方を大きく変えるサポートになってくれた、わたしにとっては恩人的な存在です。
このボトルは、オーラソーマ的には天秤座に関係するボトルです。天秤座の大きなテーマである「真のバランスと美しさ」に氣づきをくれます。両側に2つのお皿を持つ天秤に象徴されるように、2者がよりよいバランスと調和を見出すには、どのような必要があるのでしょう。
天秤座の対極には牡羊座が位置します。占星術のサインでも色の言語でも、対極にあるもの同士はある共通のテーマを持ちます。牡羊座のキーワード「I AM」に対して、天秤座のキーワードは「I balance」。バランスを取るには2つの存在が必要です。天秤座は他者との関わりの中で自分の在り方 「I AM」 を探究します。
関わるということは、たくさんの苦しみも喜びも与えつつ、わたしたちを成長をさせてくれます。たとえば、自分を抑えて相手に合わせようとしたり、自分の思うように相手をコントロールしようとするときも、関係性の秤は心地よいバランスを失います。パートナーとの間でありがちな(・・・個人的体験)ですが、初めはその人そのものが好きになったのに、次第に相手に合わせようと無理をしたり、相手も自分に合わせて欲しいと期待したり。自分の湧き起こる感情を相手のせいにしてみたり。相手のお皿を近づけようと綱引きを始めます。関係性において苦しさを感じるとき、自分が自分のお皿(スペース)でくつろいでいないことを教えてくれます。それぞれがお互いの心地よさと正直さから関わるなら、より穏やかな心地よい関係性が築けるのでしょう。
また、わたしたちはそれぞれ違いを持って生まれてきています。違いがあるから比較もします。比べること自体は悪くないのですが、自分と他者のどちら一方だけが正しい・優れている・美しいなどと判断するとき、秤のバランスは崩れます。秤のバランスが崩れると、心のバランス・内側の平穏さも崩れます。自分と他者を比べて優越感や劣等感を感じるとき、移ろいやすい見せかけの評価に依存していることを教えてくれます。他者との比較で得られる快感・優越感は、実は、劣等感と同様のテーマを持ちます。おそらく、優越感を感じながらも、不安と緊張、疑いがもれなく同居することになるでしょう。
表面的な評価に依存していると、他者やまわりが氣になります。心は緊張でいっぱいです。そんなとき、自分の意識がどこにあるかに氣づくチャンスです。それは自分の中心にいないときに起こる症状です。氣づいたら、自分を責めるのではなく、自分の中心を意識したらいいのです。何度でも繰り返し氣づいて、繰り返し中心に戻ってきたらいいのです。はじめは難しくても、練習するうちに、中心に戻りやすくなるでしょう。やがて、中心から離れてしまう前に氣づけるかもしれません。
自分の中心を意識し、自分の真ん中に存在することを練習するうちに、内側にいつでも心地よいスペースがあることに氣づきます。まわりと比べ優劣をつけたり、他者を意識して反応することより、違いがあることの面白さを見つけ始めます。違いを持つそれぞれが、ともにに存在できる豊かさを見出せるようになります。
このボトルが教えてくれる真のバランスと美しさへの鍵は、自分の真ん中にいること。
自分を尊重し・自分の中心を生きることと比例して、存在そのものの輝きと人生の豊かさが増えていきます。
Love & Light