今月のアファメーション ~ 内側から湧き起こるエネルギーを創造に使います
HEART (ハート)と
␣EARTH (地球) のつながり。
感情は内側から湧き上がるもの。
歓びであれ、悲しみや怒り、怖れであっても、すべて内側から湧き起こるもの。
感情を刺激したのは、外側の何かかもしれません。が!
内側にないものは湧き上がらないので、どんな感情でも自分の内側にあったもの。
怒っちゃいけない。とか、迷惑をかけるな。とか、概念で閉じ込めているけれど、
湧き起こる感情を抑圧するほど、思いがけない時・思いがけない形で現れます。
自分で自分の感情を認め・理解することは、刺激に反応し続けるより創造的です。
誰かや状況のせいにしても、残念ながら、解決には近づかないのです。
創造とは、新しいものを生み出すこと。
この地球上で、人類だけに託されたのが創造のエネルギー、新しいものを生み出す
能力です。良くも悪くも・・・ですが、人間だけが新しく創ることが可能なのです。
創造の対義語は、「模倣」 と 「破壊」。
やってきた怒りを怒りで返すのは、単に反応であり、模倣であり破壊につながります。
強い力を力で押し返せば、さらに強い力で戻ってくることを、過去にもずいぶん経験
してきたはずなのですが、いまだ止められず、さらに強い力を求めて破壊的創造を
続けます。心の中では、どんどん怖れが増していくので、止められないのでしょう。
植物や動物たちの全てを知っているわけではないですが、わたしの理解の中では、
自然界に生きる彼らも人間も、みな変化する存在です。彼らと人間の一番の違いを
考えたときに思うことが、創造と変化についての違いです。
動植物は環境の変化に応じて、生存と種の保存のために自らの生態を変化させる
本能的な力があります。一方人間には、本能的な力に加えて、創造の力があります。
私たちは、環境に関わらず、本能的な目的だけではなく、自分の意思で・意識的に、
自らを変化・成長させることのできる力を持っている!はず!!なのです。
「龍馬伝」の言葉を借りるなら『憎しみからは、なんちゃあ生まれん』が真実でしょう。
怒りから怒りが生まれ、憎しみから憎しみが生まれるのは、「蛙の子は蛙」 な循環
です。創造の力を持った私たち人間は、怒りのエネルギーをどのように新たなもの
へと変えていけるのでしょうか?
大きな国家レベルとかの話ではなく、まずは、ひとりひとり個人の日常の話です。
HEART (ハート)=HE ART 私たちから生まれる新しいエネルギー。
絵でも歌でも踊りでも、ARTは言葉や思考を越えて、ハートからハートへ共鳴の
波を起こします。誰からでも、どこからでも、そんな共鳴の波を起こすことができる
・・・ついに、そんな時代になりました。
深い悲しみの中で、ふと出会った歌に涙したことがありますか。
自分が自分の感情を認め・受け入れることが出来たときの涙かもしれません。
認めて受け入れる・・・それが癒しが起こる瞬間です。
誰かの歌があなたのハートを代弁し、誰かの絵が言葉にならない思いを描き、
誰かの踊りがあなたの情熱に再び火を灯していきます。
歌も絵も踊ることもできなくても、あなたのハートからのすべての行為がARTに
なります。自分に無理のないハートからの行動。。。日常のほんの小さな行為の
すべてが、私たちのARTになります。
あなたの心からの笑顔は、あなたの最高のARTのひとつです。
自分の内側から湧き起こるエネルギーを、認め・受け入れ、創造のために使います